ツアラーバイクの特徴や代表車種とは?

ツーリング向けバイク

ツアラーというバイクは、長距離ツーリングに適しています。
カウルの付いたバイクなので、ライダーの受ける風を少なくして、ちょうど良い姿勢で座れるので、長時間バイクに乗っても疲れにくく、ツーリングに向いています。
最近ではバッグやシールドなど、より快適に走れる装備も多数あります。
安定性があるので、振動が少なく、これもより快適に乗れる配慮となっています。
しかし、街乗りなどの使用するとなると、燃費はあまり良くなく、車体も重いので、使いにくいかもしれません。

最初に登場するツアラーは、1976年発売の、BMW R100RSです。
日本では、ホンダのGL1000が最初と言われており、これはゴールドウィングの元祖とも言われています。
Z1000に対抗して作ったという話もありますが、ホンダとしては最初からお金持ちの人向けに作ったバイクでした。
ただこのバイクは国内では発売にまではならず、その後のGL650が元祖と言われます。

ツアラーの大型バイクは扱いにくく街乗りのは向かないということもあり、あまりヒットせずブームらしいブームはありませんでした。
それに対し、小型バイクのツアラーは、ZZR250がヒットします。
こうして、記憶に残るほど特筆すべきブームはないですが、小型バイクが人気が出たあとは、大型バイクのツアラーを各社積極的に発売しています。

しかし昔から今に至るまで、ツアラーというとBMWが一番強いです。
アメリカであれば、ツアラーとしてホンダのゴールドウィングが人気です。

CB1300/Vストローム650

・ホンダ CB1300スーパーボルドール

2005年に発売され、CBシリーズの中でも今ではおなじみとなったモデルです。
それまでのCBシリーズから、FIが見直され、レスポンスを改善し、サイドのカウル形状を変更し、足つきも改善され、より乗りやすくなったモデルです。
CBシリーズとして先陣を切って発売したCB750FOURのフラグシップモデルとなります。
ハーフカウルを装備することによって、走行性を高めています。
フラグシップモデルながらも、オールマイティに走ることができ、コーナリングもスムーズです。
言い換えれば優等生のバイクであり、それをつまらないと感じる人もいるようです。

・スズキ Vストローム650

元々欧州向け仕様のバイクでしたが、2013年になると国内仕様として発売され、日本でも見かけるバイクとなります。
650ccのバイクではありますが、発売と同時にリッターバイクと同等の性能を発揮し、スズキの中の埋もれるモデルを発掘しました。
リッターバイクと同じ車体ながらも、低速走行では安定しています。
しかも排気量が少なく、ハンドリングが軽いので、より操作性が増しています。