ストリートバイクの特徴や代表車種とは?

カスタムパーツが豊富

オフロードバイクやモタードをベースにして、ファッショナブルに個性を持たせたバイクです。
バルーンタイヤを装備し悪路を走れるアドベンチャーというカテゴリでしたが、ブームによってストリートというカテゴリを確立します。

悪路も走ることができ、デザインがオシャレなので街乗りにも適しています。
そして何よりもカスタムパーツが豊富なので、自分好みのバイクにカスタム出来ます。
ストリート系のバイクを買うとなると、やはりカスタムしてこそ、その醍醐味を味わえます。

元はオフロードバイクの派生モデルを作れないかと、登場します。
そしてあるドラマをきっかけに、ターゲットとしていない層に人気が出て、一気に売れていきます。
こうしてブームが起きて、各社ストリートというバイクを発売し、ブームに乗ろうとします。
このブームをきっかけに、それまで短命で終わっていたバイクも発売再開されて、一気に復活し人気を博します。

排気量の少ないモデルが多く、軽量なので小回りも利き、初心者向けのバイクです。
街乗りにも適しており、カスタムパーツを使えば、自分好みのデザインのバイクに出来ます。

TW200/SR400

・ヤマハ TW200

ストリートバイクを語る上では、欠かせないバイクです。
ストリートというカテゴリでバイクが登場したのが1980年代ですが、それから20年ほど経ち、2000年になると「Beautiful Life」というドラマが放送されます。
そのドラマの主人公を演じていた木村拓哉さんが、このバイクに乗っていたことから、一気にヒットしストリートブームがやってきます。
あまりにも人気が出たので、美容室にいけば、どこでも1台はあるのではないかというぐらい、ヒットしたバイクです。
このヒットがどれぐらい凄かったかと言うと、それまでカタログ落ち寸前だったTW200が、一気にトップセールスになるほどでした。

・ヤマハ SR400

1978年に発売されてから、今まで変わらぬデザインであり、短気筒エンジンを積んでおり、これによって多くのファンを獲得してきました。
スリムなボディにヤマハの繊細なデザインがマッチした美しいバイクであり、発売から変化せず作られてきました。
発売当初からすでに、エンジンは4気筒へ移り変わる頃でしたので、その流れに逆行する形となり、発売当初からクラシックカーの側面を持っていました。
まさにヴィンテージモデルと言っても良いかもしれません。
ただ排ガス規制が始まったので、ついにSR400も製造中止となることが決定しました。
しかしそれはSR400の終了を意味するのではなく、時代の規制に対応した、次期モデルを発売することが決まっています。