世界遺産や自然が楽しめる栃木県のツーリング

二社一寺の栃木県の世界遺産エリア

栃木県は日本の歴史で重要な位置づけにあった場所であることから、世界的に有名な史跡名所がいくつか存在しています。
栃木県の世界遺産のことを「二社一寺」ということもあり、県内にある2つの神社と1つの寺がいち早く世界遺産として登録されました。

二社一寺は具体的には「二荒山神社」「日光東照宮」「日光山輪王寺」で、これらが存在しているエリア全体をまとめて世界遺産登録がされています。
これらの建造物も貴重なのですが、周辺の自然環境もまた世界的に珍しい景観となっておりドライブやツーリングのスポットとして大変人気があります。

日光の歴史をひもとくとその起源は8世紀末までさかのぼります。
この時期に仏僧勝道により日光が開山されており、約1200年にわたる山岳信仰の聖地として広く使用されてきました。

日光東照宮に代表されるように特に徳川幕府とのゆかりが深く、神道、仏教の墓所として日本でも有数の霊場として崇められています。

日光を訪れる時にはそうした周辺の環境を見つつ、パワースポットである寺社を巡るというのが定番ルートで、何度でも訪れることができるおすすめの場所と言えます。

東京から約180kmの那須高原エリア

都内近隣からの避暑地として非常に人気があるのが那須高原です。
那須高原は正しくは栃木県那須郡那須町で、東京から約180kmの距離となっています。

特徴は標高が約300mあまりにあるという非常に高い場所であるということで、夏場にはひんやりとした高原らしい気候となることから避暑地としても多く使用されます。

ドライブやツーリングスポットとしても非常に有名で観光スポットが多く、リゾートウェディングなどの有名施設が営業しています。

おすすめの観光地としては那須岳や那須ハイランドパーク、那須アルパカ牧場といったところで、周辺のレストランで地元食材を使ったメニューが楽しめるということも大きな特徴です。

那須のグルメと言えばやはり放牧されている乳牛からとれる牛乳関連の製品で、その他ブランド牛の那須和牛や白美人ネギ、那須高原野菜といったものがあります。

ベテランライダーに大人気の奥日光エリア

栃木県と言えばツーリングの名所ということで、ハードな本格ツーリングをしたい人におすすめなのが奥日光です。
奥日光は日光市にある日光連山から金精峠までのエリアのことで、竜頭の滝よりもさらに北部にあるということで栃木県内でも通好みするスポットとして知られます。

奥日光は日光周辺よりもさらに600mほど標高が高くなることが特徴で、夏場でも山に入ると肌寒く感じるくらいです。
日光東照宮などがある表エリアからは自動車・バイクでだいたい1時間くらいはかかる場所にありますので、途中で日が暮れないように十分時間に余裕を持って行きたい場所です。