長野県のビーナスラインを楽しむツーリング

ビーナスラインの入り口にある蓼科高原エリア

長野県のドライブ・ツーリングスポットといえば最も有名なのがビーナスラインです。
その入口付近にあり、最も走行を楽しむことができる場所とされているのが蓼科(たてしな)高原エリアです。

蓼科高原は森の中に入っていくことでロープウェイ入り口にまで通じるようになっています。
周辺には蓼科山や八ヶ岳などがあり山々の連なる美しい風景が見られます。
より眺望をよく見たいというときにはロープウェイを利用することで周辺をパノラマで一望することができるので長野県の高原らしい景色を見たい場合におすすめです。

ビーナスラインからやや右側にそれる形になりますが、「北八ヶ岳ロープウエイ」として営業をしているので、そちらを使うことで短時間で周辺の景観を見ることができます。

白樺の林の中を駆け抜ける白樺高原エリア

蓼科エリアを抜けてさらにビーナスラインを進んでいくと白樺高原エリアに入ります。
白樺高原では文字通り数多くの白樺の樹が植林されており、その林の中を駆け抜ける風景が大きな特徴になっています。

白樺高原には白樺湖という湖もあり、その湖畔には数多くのホテルやペンションなどのリゾート施設があります。
長野県でも有数の別荘地スポットとなっているので、喧騒から離れた落ち着いた雰囲気を散策したい人に大変おすすめです。

なお白樺湖ではシーズン中にボートなどを楽しむことができるようになっているので、湖面からの景色を楽しみたいという時には利用してみてください。

ビーナスライン周辺の立ち寄りスポット

長野県有数の観光道路であるビーナスラインでは、周辺にいくつかの観光用スポットがあります。
人気の場所としては「聖光寺」「長門牧場」「無藝荘」といったところがあります。

「聖光寺」は全国でも珍しい交通安全祈願をすることができるお寺ということもあり、旅の安全を祈るということで立ち寄っておくことがおすすめになります。

「長門牧場」は白樺高原にある広大な牧場施設で、そこで放牧されている乳牛からとれるミルクを使った乳製品やスイーツが人気です。

「無藝荘」は映画監督の小津安二郎氏が別荘として使用してきた建物を移築したもので生涯を通じてこの建物の中で映画の構想を練ったということが有名です。

開けた道路の車山高原エリア

白樺高原エリアは比較的狭い道が多いのですが、そこを抜けて車山高原エリアに入ると一気に道路環境が開けます。

見通しの良い直線と緩やかなカーブの道となるので、ドライブやツーリングを落ち着いて行いたいという人にお気に入りの場所となっています。

高山植物が魅力的な霧ヶ峰高原エリア

霧ヶ峰はビーナスラインでも植物の景観の美しさが特徴の場所です。
つい見とれてしまうこともありますが、一面に広がる花畑の中を安全運転で通行してください。