スピードメーターの選び方

バイク用のスピードメーターの種類の基礎知識

バイクはハンドルの中央部分に必ずスピードメーターが設置されています。
スクーターなどのATバイクの場合にはスピードとその他機器類の状態を示す表示があり、MTバイクの場合はそこにさらにエンジンの回転を示すメーターが加わります。

ここ近年のバイク市場全体の傾向としては、アナログ式の表示版が減少し、電装機器として高度は内容の表示がされるタイプのものが主流になってきています。

バイクのスピードメーターは運転中必ず見続けるものであり、またそのバイクの外観をかなり大きく左右するものなのでカスタマイズパーツとしてもかなり人気があります。

まずバイク用スピードメーターの種類ですが、大きく「アナログ式」と「デジタル式」の二種類があります。
アナログ式は丸型の表示版の中に針が設置されていて、スピードやエンジン回転数に合わせて指針が上下に移動します。

デジタル式の場合はメーカーによって表示形式が異なっており、数字として表示されたり、アナログ式の表示をディスプレイに表示する形式になっていたりします。

一般的には古いバイクにはアナログ式が、新しいバイクにはデジタル式が採用されていますが、ここ近年の流行として「レトロクラシック」というデザインがあることからむしろアナログの表示が好まれるということもあるようです。

価格としてはアナログ式のものが安いのですが、その一方で衝撃に弱かったり、細かい内容を正確に表示することが難しいといったデメリットがあります。

カスタマイズをする場合には基本的にはアナログ式はアナログ式に、デジタル式はデジタル式にというのが安全な方法です。
ただしデジタル式の交換では適合するかどうかが問題になることがありますので、設置をする時には対応車種やメーカーをきちんとチェックしておいた方がよいでしょう。

スピードメーターをカスタマイズするときのポイント、注意点

スピードメーターのカスタマイズは規格さえ正しければそれほど難しいことではなく、かなり多くの種類がパーツとして販売されています。
価格相場はだいたい2000~10000円くらいの間で、5000円くらいあればかなり高性能のものを購入することが可能です。

スピードメーターを選ぶときにまず重視をしたいのが防水性能です。
純正品ではあたりまえになっている防水性ですが、海外製品の中には案外そのあたりの規格がゆるい場合もあり、せっかく取り付けたのにすぐに水漏れが起こってしまったということもあります。

また夜間に表示がしやすいようにバックライトがついていますが、その内部のライトをLEDにすることでより目に優しく交換の手間を必要としないメーターにつけかえることができます。

近年ではアナログとデジタルの両方がついているスピードメーターもあるようなので好みでいろいろ探してみてください。