タイヤの処分方法について

タイヤの処分方法と廃棄に掛かる費用

バイクに使用されているタイヤの寿命は、走行距離もしくは年数によって判断するものとされています。
寿命とされる走行距離については諸説があり、一年に10,000km走行するバイクの場合車検の時期となる3年めくらいに交換をするのがよいといった意見が目立ちます。

しかし実際にはバイクのタイヤの状態はそのバイクの特徴や運転方法、どういった場所を主に走行してどんなところに保管をしているかによってまた少しずつ異なってきますのであまり年数や走行距離だけにこだわらず、こまめに状態をチェックしながら判断をしていくのがよいと言えます。

そんなタイヤで困るのが、交換をした場合の廃棄方法です。
タイヤの溝が既にほとんどないくらいにすり減って丸坊主になってしまっている場合や、放置期間が長くなってしまったためにひび割れを起こしているタイヤは中古で使用をすることができませんのでそれぞれの自治体の処分方法に従う必要があります。

廃タイヤの処分方法として「タイヤの取扱のあるショップ(修理工場・SS・カーショップなど)に引き取ってもらう」「バイクを購入したディーターもしくは販売店に依頼する」「不用品回収業者に依頼する」といったことがあります。

バイク本体がまだまだ使えるという時には、タイヤ交換を修理工場などに依頼する場合が大半だと思いますのでそこでタイヤを購入して作業してもらうことで交換費用に処分費用を上乗せしてもらえます。

自分で別にタイヤのみを購入して交換した場合などは、古タイヤは自分で処分先を探すことになります。
その場合も同じように修理工場などに持ち込んでもよいのですが、お店によってはそこでタイヤを購入しないと引き取りをしてくれない場合もあるので事前にチェックをしておいてください。

引取処分の依頼費用は決して高いものではなく、自治体やお店にもよりますがだいたい1本数百円くらいで行ってもらえます。
不用品回収業者の場合無料で引き取るところもある一方で、1本千円以上かかると見積もりをつけられることもあるようです。

中古でタイヤを売る方法と相場価格

タイヤの状態はそれほど悪くないものの、新しく別にものに履き替えたというときには中古タイヤとして売却するということもできます。
もちろんそれらも廃タイヤとして処分を依頼してもよいのですが、十分使用が可能なタイヤであれば買い取りをしてもらえるのでそちらを利用するのがお得です。

タイヤの状態にもよりますが、タイヤ専門店に依頼をした場合十分に使用ができる状態なら1本1000円以上の価格がつくことも珍しくありません。
判断基準としては溝が7割以上残っていることや、傷やひび割れ、修復あとがないということがポイントになります。