カスタムペイントについてよくある質問
バイクライダーというのはいい意味でも悪い意味でも個性的な人が多いもので、多少性能面で劣っても自分のこだわりを実現できるようなバイクに乗りたいと考える場合がよくあります。
その最たるものが違法に改造したマフラー車やタイヤボルトを純正品以外のものにするといった方法ですが、そうした改造方法はバイク本来の安全性能を著しく損ねることになってしまいます。
しかしバイクの本体ボディを再塗装するというカスタムは丁寧に仕上げて元通りに組み立ててしまえば全く安全面に影響するということなく、自分自身満足度の高いバイクにすることができます。
バイクカスタムの中でもこのペイントは初心者ライダーさんから多く質問される項目となっており、ペイントをしたいけれどもそのせいで中古に出すときに大きく査定を下げられることになるのではないかと不安に思われることもあるようです。
結論からいうとカスタムペイントはやり方によって査定が上がったり下がったりするのでどちらが正解ということはありません。
査定が上がる例としては純正バイクの塗装がかなり傷んでいたため同じ色で塗り直したというような場合があり、逆に下る例としては他に買い手があまりつかないだろう個性的すぎるデザインにしてしまったという場合があります。
あまりにも個性的すぎるデザインに塗装してしまった場合には、売りに出す前にもとの色に近いものに塗り直した方がよいかもしれませんね。
キレイに仕上げるにはきちんと前の塗装を落とす
ボディペイントは自宅ガレージでもできない作業ではありませんが、スプレーガンなど専用の器具を使う方が圧倒的にキレイになるので、自宅よりも専用のスペースを貸し出してくれるレンタルガレージを利用した方がよいかもしれません。
ペイント前にはまず塗料落としの薬剤をつけるとともに、丁寧にヤスリでもとの塗装を落としていきます。
もとの塗装が残ったまま上に塗装をするとキレイに仕上がらないだけでなく剥がれやすさや凸凹が起こってしまいます。