パンクよりも怖いタイヤのバースト

タイヤのバーストの原因はケースバイケース

タイヤのバーストは何かが原因でタイヤ内の空気圧が上がり、その空気圧に耐えられなくなり爆発することなのですが、起こる原因は様々です。
そのためケースバイケースで内容を見ていき、どういった時に起こるのかを把握する必要があります。

気温や日差しにより路面温度が上昇して、その温度が原因でタイヤ内の空気が上昇を始めてしまい、結果として内部の空気圧が上がりすぎて破裂する減少になります。
これは夏に起こりやすいケースで、どんなにメンテナンスをしていても、外の環境がバーストを起こす環境になっているため防ぐことが難しいケースになります。
そのためバーストを起こした場合は、二次事故を起こさない様にきちんと対応するしかないという事後対応になってしまいがちです。

そしてこれは日常点検をしてない人に起こりやすいのですが、タイヤのドレッド面には溝があるのですが、その溝は走行するたびに減っていきます。
溝がない状態で走行するとタイヤがすれて薄くなり、外的刺激を受けただけでバーストを起こすのです。
これは中の空気圧が上がりすぎるせいではなく、タイヤの外側の部分の刺激がダイレクトに内部に届くために起こる現象となります。
そのため、こちらはしっかりと日常点検をすることで防ぐことが出来るケースとなるのです。

最後にタイヤの空気圧が足りていないために、起こるスタンディングウェーブ現象があります。
こちらは逆に空気圧が足りない状態で走り続けたために、緩んだ波上で回転を続けてしまい、そこから破損や以上熱が生まれるという仕組みになるのです。
日常点検で防ぐことが出来る部分なので、しっかり点検を行っている人にとっては起こりにくい現象になるでしょう。

バーストを起こした場合の修理方法

バーストはタイヤが破裂する現象なので、パンクとは違った現象になります。
酷い時はタイヤごと吹き飛ぶという事もあり得る現象なので、もしタイヤ事吹っ飛んでホイールしか残ってないとなるとタイヤ丸ごと交換になるでしょう。
もし、一部が破裂してそこから空気が漏れてしまったという事なら、パンク修理対応ですみますが、バーストのほとんどは大きな穴が避けてしまっている状態になるので、タイヤ交換が必須となってきます。

バーストした時の修理費用

バーストの場合は基本的にタイヤ交換になるので、タイヤの本数によりますが、約4000~16000ほどかかるとみた方が良いでしょう。
またこちら以外にもタイヤ交換の工賃費用などが載ってくるので、修理費用は余裕を見ておくことが大事です。
こちらの工賃の部分はセルフで行えばかかりませんが、タイヤは重要な部分であり、締め方が甘いと大事故に繋がる可能性があるので、出来るだけ専門家に任せましょう。

もし出先でバーストを起こした場合、走行不能なので、修理工場までの輸送費がかかることを念頭に置いておきましょう。
平均ではありますが、バイクの場合ですと約5000円くらいの費用が掛かる可能性があります。