新潟をぐるっと一周ツーリング

新潟縦走で海と山の景色を堪能

日本海側に南北に長い土地を持つ新潟では、どこまでも続く海岸線の景色とともに広い緑に囲まれた山林の景色の両方を体験することができます。

新潟は都内からの道路状況も非常に快適で走りやすい道が続いているので訪れるのは決して難しくはありません。

ただし最短でも4時間くらいは到着までにかかってしまうので、ふらりと日帰りツーリングを楽しむという感じではないかもしれません。

人気があるのが都内から北海道や東北方面へのロングツーリングの途中で立ち寄る方法で、新潟から北上して東北一周ツーリングにつなげることもできますし、新潟港から北海道行きフェリーに乗るという方法もできます。

もちろん新潟県をツーリング目的地とするのもおすすめです。

走り方のコツとしては新潟の海岸線の一般道を南下もしくは北上するという縦走ルートをとるということです。

途中立ち寄ることができる絶景スポットなども海岸線に多く存在しているのでどこまでも続く海岸線を愛車とともに駆け抜けていきましょう。

都内からのアクセス方法と主なルート

都内から新潟をめざすなら、まずは関越自動車道に乗ってそこからまっすぐ北上していきます。

関越自動車道は新潟~東京までを一直線につなぐ道路なので途中のジャンクションで迷うこともなくひたすら北上するだけで着きます。

他のルートとしては東北自動車道まわりで宇都宮~郡山を経由してそこから新潟方面に入るということもできます。

新潟県内では海沿いに国道8号線がずっと敷かれているため、新潟中央ICで降りてから一般道で8号線を南下すればまっすぐ上越方面をめざすことができます。

逆に山形方面をめざすなら国道7号線が走っているのでそちらでもほぼ迷うこと無く進んでいくことができます。

ただしこれらの幹線道路はあくまでもアクセスがもっともよい方法というものなので、より新潟らしい風景を見るなら少し幹線からはずれた細い道を使ってみるという方法がおすすめになってきます。

北上をするときにおすすめなのが国道113号で、こちらはまさに海にのぞんだ道ということでずっと海岸線の景色を見ながら進めます。

南下をするときには国道402号をとれば同じように海岸沿いの景色を見ることができますが、中越地域を走行するなら山側のルートをとるとまた違った風景を見ることができます。

下越方面からの南下では内陸を走る国道290号を使うことで山中の景色というガラリとかわった雰囲気になります。

ただし山間部といっても群馬方面や栃木方面のような険しい山中ではなく比較的ゆるやかな山と河原の景色といった印象になります。

刺激を求めてツーリングに来た人にはちょっと物足りなく感じてしまうかもしれませんが、この何もなさが新潟ツーリングの魅力と言えます。

見どころは夕暮れ時の海岸線

新潟の絶景の代表といえばやはり海岸線からの夕日の景色でしょう。

「日本海夕日ライン」と言われる海岸沿いの道は特に評価が高く、晴れた日の夕暮れ時には大変に美しい景色を見ることができます。

春先には上越方面に名所が多く登場し、中でも高田城は夜桜スポットとして知られているところです。

山道としては「弥彦山スカイライン」という標高の高い山を登っていく道もあるにはあるのですが、残念なことに自動二輪車は通行禁止となっています。

新潟を縦走したあとには再び逆周りでの走行をしていく一周ツアーというのも楽しい方法となります。