鳥取砂丘ツーリングに行くなら世界砂像フェスティバルを見よう

世界砂像選手権

鳥取というと砂丘が有名ですが、その砂丘にある砂を使って、世界砂像選手権が開催されました。
これは鳥取で毎年行なわれている砂像の展示会であり、選手権とは名が付いていますが、世界各国から砂像彫刻家を招いて、素晴らしい数々の砂像を作り展示するイベントです。
もちろん、日本の砂像彫刻家も参加しており、毎年壮大で精巧な砂像を作ります。

選手権ながらも、どちらかというと砂像を作って展示するという内容が強いイベントですが、それぞれ作られた石像、審査されて優勝作品が決められます。
さらにイベントでは選手権に参加しない、砂像作品も数多くあるので、イベントの日は、鳥取砂丘にとても多くの砂像が並びます。
ただ砂場の上で展示するのではなく、イベント会場を設置し、芝生の上に各砂像を作っていきます。

イベント当日は、砂像のみならず、売店も数多く出店し、鳥取にちなんだ食べ物も販売されます。
鳥取はカレールウの消費日本一の県であり、それにちなんで旬のカレーを食べることが出来ます。
暑い時期に開催されるイベントなので、ソフトクリームも販売されて、鳥取の20世紀梨を使ったものもあります。

ツーリングで行くとなると、会場内をバイクで走ることは出来ませんが、鳥取県内や周辺をイベント参加ついでに、走って楽しんでも良いでしょう。
海沿いにある県なので、日本海を横に入っても、気持ちがよいものです。

砂のイベント

鳥取県では、その他にも砂のイベントが数多くあります。

・国内砂像選手権

こちらは国内のアマチュアの砂像彫刻家が集まり、テーマに沿った石像を作り競うイベントです。
駅前の広場に制作した砂像が展示され、見ることが出来ます。
ただしイベントが開催される時期が11月となるとの、ツリーリングに行くとなると、少し肌寒い時期であり、厚着をして向かった方が良いかもしれません。

・砂像サミット

日本や海外で取り組んでいる砂像を広める活動を紹介するイベントです。
また、国内砂像選手権での上位入賞者の表彰式もあります。
こちらはツーリングで参加するなら、少し参加しにくいイベントかもしれません。

・鳥取砂丘

ご存じ有名な鳥取県にある砂丘です。
鳥取砂丘の広さは545ヘクタールになると言われており、東京ドームの116個分にもなります。
ただこの砂丘はわき水が沸くような場所もあり、池を形成しているところもあります。
しかし住民の区域と隣接しているために、防風林や雑草が生えるなどして、砂丘は年々減少していっています。
砂丘というと暑い地域にあるようなイメージがありますが、鳥取砂丘は日本海に面した場所にあり、冬になるとうっすらと雪のつもり幻想的な風景になります。
冬に鳥取砂丘を目指したツーリングも、いつもと違う砂丘の風景を見られるかもしれません。