島根へパワースポット目指してツーリング

国内有数のパワースポットをめざす旅

島根県は中国地方日本海側に位置する日本有数のパワースポットです。

中でも最も有名なのは「出雲大社」で、日本最古の歴史書である古事記にその創建の歴史が記録されていることもあり、日本の伝統的な民間信仰である八百万の神たちの総本山として知られています。

出雲大社に祀られているのは大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)であり、これは七福神の一人である大黒様でもあります。

また出雲大社といえば高天原の天照大神(あまてらすおおみかみ)ゆかりの神社ということもあり、神社周辺には神話や実際の歴史に関する数々の遺跡や建造物がおかれています。

調べれば調べるほどに魅力が増していく神々の集う場所なので、ツーリングとして出かけるときには事前にしっかり下調べをしておくことでまた楽しみを増すことができます。

ツーリングがてら願掛けやお参りに行くというライダーたちも多いので、何かこれから成就したい目的があるという人は思い切って遠出をしてお参りにいくというのも一つの方法です。

神社の他に歴史記念館など日本の歴史を見直すきっかけとなる優れた施設もたくさんあるので、歴史好きな人にとっても見どころが満載です。

都内からの主なルート

東京都内から島根県をめざすなら、中国自動車道を経由したルートがもっともわかりやすくなります。

他にも中央自動車道や東名高速道路を使ういくつかの方法がありますが、いずれの場合でも最短で9時間くらいはかかってしまうので、出かけるときはのんびりせず早めの出発とするのがおすすめです。

ちなみに島根県に直接はいることができる高速道路はありませんので、いずれかの高速道路から中国自動車道に入り西に向かって走り落合JCから北上するようにして米子自動車道に入ります。

日本海側に抜けたところにある米子JCTからは無料区間となる山陰道に入ることができるのでそこからさらに西をめざすと島根県に入ることができます。

島根県は町並み全体がかなりレトロな印象があり、駅舎では大正の雰囲気もただよう設備がそのまま使用されていたりするのでバイクで来たという人も駅内に入ってみることをおすすめしたいです。

中でも旧大社駅という出雲大社の近くにある旧駅舎がおすすめで、重要文化財として建物が保存されています。

街中に入ってからは軽く流して乗るだけでも楽しいので目的地だけをめざすのではなくあちこちに寄り道をしていくようにするのがよいでしょう。

初めての島根ならやはり出雲周辺から

島根県は県の面積がそれほど広くないこともあり、やはり観光の中心は出雲大社周辺になります。

参考>>出雲観光ガイド

しかし歴史のある街として、あとから発展をした観光名所とは全く違った魅力を感じることができます。

初めての島根・出雲という人なら、出雲大社にお参りをしてから出雲日御碕灯台(いずもひのみさきとうだい)まで見て回るというのがおすすめです。

島根県は海沿いの県ということで海岸線の道路の景色が美しいのですが、この出雲日御碕灯台は明治36年に設置された海面からの高さが日本一をほこる灯台として人気となっています。

遠目に白亜の灯台を見ながら走るというライディングもとても人気があり、写真をとるために何度も止まりたくなってしまいます。