スクーターにもおすすめのシートバッグ
荷物の置き場所に困るバイクですが、それを補うために多くの人が愛用しているのを見かけるのがシートバッグです。
シートバッグとはバイクのタンデムシート部分に取り付けることができる大きなバッグのことで、取り付けをすることでかなりの量の荷物を運ぶことができるようになります。
シートバッグにもいくつかの種類があり、タンデムシートについているベルト部分に固定をするタイプのものや、本体に直接固定するものなどさまざまとなっています。
バイクの種類や大きさなど車種を限定してタイプ別に販売しているものもあるので、自分のバイクに適したバッグがどうかがわからない時には適合車種を問い合わせてみるのがよいでしょう。
またシートバッグそのものの形や素材もいろいろあり、ハードタイプで鍵のつけられるかなり丈夫なものもあれば、ソフトタイプで軽さに優れたものもあります。
長距離ツーリングをするときには着替えや日用品など細々した荷物が多く必要になるので、用途や行き先に応じて付替えをしてみるのがよいと言えます。
街中などで多く見かけるのが125ccクラスの原付二種に使用されているケースで、普段のお買い物をするときの利便性をかなり高めてくれるでしょう。
シートバッグとサイドバッグのどちらがいいか
シートバッグによく似たバッグの種類として「サイドバッグ」があります。
シートバッグとタンクバッグはどちらも長距離ツーリング向けグッズとしての人気商品なので、バイクショップに行くとたくさんの種類を見かけることができます。
シートバッグは後部座席に一つつけるものであるのに対し、サイドバッグはバイクの車体左右につける形になります。
サイドバッグは片方だけつけるということもできますがバランス面や見た目を考えて両方につけるようにしている人が多いようです。
これから初めての1泊以上のツーリングに出かける人がちょっと悩むのが、シートバッグとサイドバッグどちらをつけようかということです。
荷物の積載量ということでいけば2つつけることができるサイドバッグの方がよいようですが、シートバッグでもかなりの量を持ち運べるものもあるのでサイドバッグよりも取扱がしやすいようにも思えます。
シートバッグは後部座席を完全に埋めてしまうのでタンデム走行ができなくなってしまうということが気になります。
結論を言うとどちらが絶対によいということはありませんので、タンデムの機会や荷物の多さによって使い分けをするのがよいと言えます。
安全面などもふまえてどこにどういった荷物を入れるかということを考えつつバッグも選ぶとよいでしょう。
3泊以上のロングツーリングなら40Lは欲しいところ
シートバッグにも種類があり、当然入れられる容量も変わってきます。
安全面で高い性能を持つハードケースですが、重量もあることから設置をするときには工具を使用するなど厳重につけるため簡単に取り外しができなくなることもあります。
取り外ししにくいということはそれだけ防犯対策になるのでロングツーリングでタンデムの予定がないならおすすめということになるかもしれません。
車種によってはタンデムシートよりもさらに後方に荷台をつけてそこにケースを置くということもできるので、そうしたものも選んでみるとよいでしょう。
大きさについては3泊以上するロングツーリングならやはり40Lクラスの大きなものが欲しいところです。
サイドバッグをつけない場合、シートバッグに入らなかった荷物はリュックなどで体につけて運ぶことになってしまいます。
運転をするときにはあまりいろいろな荷物を身につけない方が安全なので、余計な荷物を持って行かないようにするとともにきちんと収納できるシートバッグを選びましょう。